目が覚めた時には
すでに外は暗くなっていて
隣で広斗が寝ていた。
私に腕枕をしながら。
「綺麗な顔…。」
本当にかっこいい。
私、広斗と遂に…。
事が始まる直前、
優しくとか無理なんて言ったくせに
私に触れる手はすごく優しかった。
何度も何度も”結愛”って呼んでくれて
これでもかってくらい愛してくれた。
数か月前までは
こんなことになるなんて考えもしなかった。
私たちはただの幼なじみ。
そして広斗はパパに言われて
仕方なく私の面倒を見てくれてるんだって
そう思ってたから。
だから正直最初は本当に信じられなかった。
私を好きだって言ってくれた言葉が。



