どうしようどうしようと
焦っていても家にはついてしまうわけで…。
「わ、私やっぱり自分の家帰る!」
「んなの許すかよ。来い。」
もうすっかりいつもの俺様広斗様に戻ったようで。
有無を言わさず家の中に連れてかれ
広斗の部屋に一直線。
待ってそんないきなり…!
「ん。」
え…?
身構える私に差し出されたのは一枚のバスタオル。
……?
頭にはてなマークだらけの私を見て
少し呆れたように笑った。
「今日は疲れただろ。風呂入ってこい。」
え、あ、そういう事!?
「なんもしねーから
早く入って来いっての。」
一向にバスタオルを受け取らない私に
もう一度催促の言葉を掛けた。
「うん、ありがとう…。」



