「お願い!聞いてくれるんだよね?」
「聞くよ、約束したしな。
…でもその前に、ちょっと足出せ。」
え?足?
良くわからないまま
両足を広斗のほうに向けて座りなおすと
スッと制服のソックスを下ろされ、
見えたのはテーピングの巻かれた足首。
あ、そういえば私足捻ってたんだっけ…?
って今頃なんか…
「痛いかも…。」
「やっぱり。歩き方おかしいと思ってたんだよ。
いつから?」
「初戦の時にちょっとね…。」
広斗ファンに押されたとは言わなかったんだけど
広斗の顔が少し歪んだ。
「…もしかして俺のせい?」
「え…?」
すごく申し訳なさそうな顔をする広斗。
こんな顔今まで見たことない。



