「キャーー!」
「さすが!」
「かっこいい!!」
なんて言葉を聞こえないふりをして
さっさとコートを出ていく二人。
広斗の姿が見えなくなったので
私たちも自分たちの場所へと戻った。
それから少しして二回戦が始まり、
準々決勝、準決勝と順調に勝ち進んだ私たちは
とうとう決勝戦までやってきた。
反対のコートでは広斗のチームが
これから決勝戦を迎えようとしている。
私も頑張ろう…。
相手はまた三年生でメンバーは
現役バスケ部とバスケ経験者で
作られたチームらしいから
本当に手強い…。
でも負けないんだから!
優勝して広斗にお願い聞いてもらうんだから!
「それでは女子決勝戦を始めます!礼!」
「「「お願いします!!」」」



