「みんなありがとう!
一応保健室行ってこようかな?
先に戻ってて!」
「一緒に行こうか?」
明穂がそう言ってくれたので
有難くついてきてもらうことにした。
「失礼しま~す。」
保健室のドアを開けると
消毒液などのにおいが鼻をかすめた。
私苦手なんだよね保健室。
なんてことはどうでもよくて。
「先生いないね?」
外の競技のほうにでも行ってるのか
保健の先生の姿はなく、
他に生徒もいなくて私たちだけだった。
「勝手に借りちゃおっか。
結愛そこ座ってて。」
「ありがとう。」
この状況じゃ仕方ない。
明穂が棚を探して湿布を
持ってきてくれた。
「実はちょっと
足痛かったんだよね…。」



