「翔琉先輩そのままでお出迎えしたの?」
「恥ずかしい!!もう外す!!」
「玲時さんと瑠美奈さん帰ってくるまでダメ」
「恥ずかしいからヤダ」
「仕方ない。これなら恥ずかしくないでしょ」

私も猫耳カチューシャを着けた。

「美緒が一緒ならいいか」
「恥ずかしい気持ちシェア」
「お揃い( ⌯'-'⌯)」
「翔琉さん先の話に戻ろう」
「そうだね」
「何の話してたの?」
「文化祭最終日に翔琉が死ぬの回避する為何度もこの世界が繰り返して殺される理由を聞こえとしてたけど信じられないよね」
「信じるよ。でも現実でも偽りでも災難じゃん」
「だよね。この偽り世界で死ぬのはもしかしたら現実の俺に何かが起こると考えてる」
「有り得るかも」
「現実世界の翔琉先輩も死ぬのかなぁ」
「・・・翔琉さんやっぱり・・・気づい・・・」