「違う。最初に言った一言に尾ひれがついて広まってしまっただけ」
「そっか」
「その子が本来言ったのは森に居る悪い人に追っかけられたて」
「えっ?」
「調べてわかったの。その男の子が健太君だったて事」
「えっ!?」
「俺はわかんない」
「健太君にとって嫌な記憶だから記憶操作をその時したの。私も少し見たから私にも記憶操作したの」
「えっ?」
「だから、真実の為に・・・教えて欲しいの私が触れたら思い出す」
「怖いけどいいよ。真実の為に・・・」

健太さんに触れた。