俺達はお父さんに近づいた。

「お父さん何してるの?」
「ここに来たらなんか思い出すかなぁて思ったけどダメやなぁ」
「じゃあ帰ろう?」
「そうだなぁ」

思い出せてないのかぁー。
倒れる音が聞こえた。
振り返ると信也と波瑠が倒れてた。

その傍にーーさんが居た。

「ーーさんどうしたの?」
「ーーさん・・・」
「どうして」
「その森に入ってもらおうか」
「なんで?」
「お友達が死んでほしくないんなら俺の指示に従え」