ー翔琉ー

「約束したやろ」
「うん」
「翔琉、家に着いた連絡して」
「うん、じゃあまた明日」
「うん」

言われた通りに右側に座ら無かった。
ピンポイントで後部座席と言ったから助手席に座った。

そして別の道から帰ろうとした。
だけど車が後部座席の右側に目掛け突撃された。
相手の運転手は車から降り逃亡して行くのが見えた。

「君、大丈夫か?」

窓越しに声が聞こえた。
声をかけてくれる人は警察や救急車を呼んでくれた。