「このお姉さんの落し物を一緒に探してたんやで」
「先輩が先に見つけたけど」
「先輩て意外と優しいんやね」
「あの時は虐めてごめん」
「・・・」
「あの時俺は友達になりたかった」
「!?」
「だけど声の掛け方を間違えた。酷い事言って傷つけた」
「謝られても簡単には許せない。それに俺が変なのは変わりないし」
「綺麗やで!!それにかっこいい」
「えっ!?」
「野良猫と戯れてる姿なんて可愛いし」
「!!!」