夏の恋


優はあきに惚れていた。
あき以外はみんな
知っていた。

そしてみんなで
トランプなど
やりながら遊んでいた


8時近くになると
公園へ行って
花火をした。


みんな大はしゃぎだった

その時
「夏ぅ〜?」
と誠也が甘い声で呼んだ。
男で夏と呼ぶのは
誠也くらいだった。

「んー?そんな可愛い声だしても夏わ付き合わないよ〜♪」

「また誠也ふられたぁ!」
と近くで聞いていた
あきが叫んでみんな
笑っていた

「男まだ名前しか呼んでねーのに!」
と誠也がすねていた。

誠也が甘い声で呼ぶ時は
たいてい「付き合って〜」
だった