次の日、学校に行くと「昨日のお祭りハルトくんと歩いてたの見たよ!」とたくさん言われた。
とても恥ずかしかった。
顔が赤く染まっていることが、分かるほど熱かった。

私は明日ハルトくんに告白しようと思う。
友達に後押しされたからだ。
最初は恥ずかしくて出来ないと思ったが、
自分の気持ちを伝えたいと思った。

そして告白の日。
ハルトくんのロッカーに「屋上に来てください」
と手紙を入れた。
ハルトくんは来た。
そういうところも好きだ。
私は勇気を出して、
「好きです。付き合ってください」と言った。
ハルトくんは驚いて、顔を赤らめた。