ケータイ小説 野いちご

ケータイ小説 野いちご

これまでのデビュー作家

野いちご学園

2019年08月23日の週間総合ランキング

ランキングをもっと見る

ボイス付きマンガ動画 YouTubeで無料配信中!

野いちご読書

アプリでもっと便利に小説が読める!
大好評の「野いちご読書」アプリなら、ページめくり不要でサクサク縦読み!全作品が無料で読み放題♪
  • App Store からダウンロード
  • Google Playで手に入れよう

野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 授業中
    • 教室
    • 告白

    げげっ。滅茶苦茶厳しい現国の先生の授業で、教科書忘れた。
    隣の葉山の肘をつつく。
    「奈々?」
    不思議そうに私のほうを眺めるキミの綺麗な目を見ると、その世界に惹きつけられる。言うまでもなく、容姿も完璧。そんな彼と話すと、胸が高鳴るだなんて本人に言えるわけない。だって葉山はドSなんだ。
    「忘れたの…見せてくれる??」
    ニヤッと笑うキミ。
    「なに企んでるの?」
    恐る恐る聞く。
    「好き、って言ったら貸してやるよ。」
    は!?なんでよ!?
    やばい、次、音読しなきゃなのに!もう、こうなったら…
    「葉山、すっ、好き…。」
    「ん?聞こえねえ。」
    「好き!」
    「ん。」
    渡された教科書。そのおかげで朗読成功!
    「奈々、手、出して。」
    耳元で言うのは反則!

    「好きだ。」
    手にマッキーで書かれた。
    「奈々は?」
    きっと葉山は私の気持ち、わかってる。
    「…好き。」
    涼しげな顔で笑っている。そんな君の虜なんだ。

    開く閉じる

    • 憧れの先輩
    • 放課後
    • 廊下

    「あのさー」


    みんなが帰ったあとの静かな廊下。
    部活を引退したばかりの3年生の彼が、棚にあった教科書をいじりながら問いかける。


    「俺のどこが好きなん?」


    不意をついた質問に、プリントを整理する手が止まる。

    「どこ…って?」

    「俺の好きなところ」

    「全部だよ」

    「その中でも特にってところ。ない?」

    「んー…」


    彼はイケメンだし、運動も勉強もできるし、優しくて面白い。

    全部好きだけど、特に。
    特にすきになったのは───。



    「…自分に自信があるところ、かな。
    最高にかっこいいなって思った」



    彼はいじっていた教科書を戻した。

    急に抱きしめられる。


    「うわべだけじゃないとか、超嬉しい」

    「…うん」

    「俺、お前のそういうところがいちばん好き。しっかり人を見てるところ」


    先輩も人のこと言えないんじゃない?
    そう言うと、彼は嬉しそうに耳もとで笑った。

    開く閉じる

    • 憧れの先輩
    • 放課後
    • 頭ぽんぽん

    「失礼しまーす…」

    そっと扉を開けて中に入る。いつもは賑やかな部屋がやけに静かだな、と思ってたら案の定。

    みんなはいなくて、彼だけ机に突っ伏して寝ていた。

    「…拓麻さーん」

    「…」

    隣に座って呼び掛けるけど、返事は無い。

    「起きてくださーい」

    「…」

    さらに近づく。やっぱり返事は無い。

    「…いたずらしちゃいますよ」

    「…」

    いつもドキドキさせられてるし、たまにはいいよね…?

    ちゅっ

    彼の耳に少しだけキスしてみた。


    「…そんだけ?」

    「えっ」

    形勢逆転。起き上がった彼に腰を抱かれ、今度は私がキスされて。

    「お、起きてたんですか!?」

    「うん、結構前から」

    「…意地悪」

    「ごめん。綾乃の困った顔見たかった」

    頭をぽんぽんして、送るから一緒に帰ろ、なんて。


    やっぱりドキドキさせられるのは私の方だ。

    開く閉じる

新着投稿をもっと見る

感想ノート

わたし竜王の番(つがい)です  ~気が付けば竜の国~ (羽藻川りん/著)

初めてファンタジーに挑戦しました。
よろしかったら感想など頂けると嬉しいです。

  • 羽藻川りん様、はじめまして。
    サイトには先日登録したばかりなのですが利用はずっとしていて、大好きな作者様の一人でした。
    今回の作品も何度も読み返していて、本当に素晴らしい時間をありがとうございました。
    これからもずっとずっと、大好きな作者様です。

    弓空ゆみか   2019/08/19 14:50

    弓空ゆみか様。

    はじめまして。羽藻川りんです。
    非常に有り難いお言葉ぎゅうぎゅうと噛みしめております。
    初ファンタジーにも反応いただきまして嬉しい限りです。

    これからも自己研鑽に務めますのでこの先もまたお付き合いいただけると嬉しいです。

    弓空ゆみか様がこれからも心豊かに楽しい日々を過ごすことができますように

     感謝を込めて
      羽藻川りんでした

    作者からの返信 2019/08/19 17:22

  • 羽藻川りん さま

    『35階から・・・』でも感想を書かせていただきました、安紀子です。

    このお話の作者が誰か確認もせず、楽しく読んでいましたが、りんさんだと知った時は納得しました。
    私はりんさんのお話すごく好きなので!

    竜神の奥さんだとかそういうお話も大好きなので、ワクワクしながらずっと読んでいました。

    色んな場面の事をお伝えしたいのですが、長くなってしまうので、本当に楽しく読めました。と言うことと、出来たら続編が読めたら読みたいという願望だけお伝えしますね。

    本当に素敵なお話ありがとうございました。

    また次のお話も楽しみに待ってますね。

    安紀子   2019/08/14 07:26

    安紀子さま

    今回もお読みいただき誠にありがとうございます。
    初ファンタジーで緊張しましたが楽しんでいただけたようで非常にホッとしました。

    実は他の作品をかいている途中で筆が止まってしまい、気分転換にと書き始めたこちらがあれよあれよという間に書きあがってしまったのです。
    竜王様との恋のお話の次は書きかけのものに戻りたいと思います。
    次も安紀子さまに楽しんでいただけるように気合を入れて頑張ります!


    これからの日々も安紀子さまが楽しく過ごせますように

    大感謝を込めて
     羽藻川りんでした

    作者からの返信 2019/08/14 08:18

  • 羽藻川りん様
    はじめましてです。
    もーワクワクしながら読ませて頂きました!
    幸せな終わりで嬉しいです。
    「35階~」を出会い、新作を楽しみにしておりました!
    おばちゃんの心に栄養貰いました\(^^)/
    これからのご活躍、楽しみにしております!
    暑い日々、気をつけてくださいませ。

    がちゃひろ   2019/08/13 20:04

    がちゃひろ様

    はじめまして。羽藻川りんです。
    果菜&貴斗共々お世話になっております。

    がちゃひろ様の感想にて私も幸せをいただきました!
    日々の息抜きにして頂けたらこんな嬉しいことはありません。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    がちゃひろ様のこれからの毎日が心弾むハッピーに包まれたくさんの笑顔に囲まれますように。
    感謝を込めて

     羽藻川りんでした

    作者からの返信 2019/08/13 23:37

  • 寝る間も惜しんで、一気に読ませていただきました! いまが夏休み中で、仕事がない日で、しみじみ良かったです。
    番と書いてつがいと読む…一つ勉強になりました。
    楓さんが、お子にも恵まれ、家族という確かな絆を手に入れ、私達人間より長めの年月を、竜王の愛に包まれながら暮らして行くんだなぁ…と思うと、こちらまで幸せな気持ちになります^o^


    たらおさん   2019/08/12 08:43

    たらおさん様

    はじめまして。羽藻川りんです。
    夏休みの貴重なお時間を使っていただきありがとうございます。

    作中であまり触れてはいなかったのですが、クリフの両親はもう亡くなっていて姉は地上の国に嫁いでいて近い身内は従兄弟のマルドネスとその姉一家のみ。
    楓はクリフに血の繋がった家族を作ってあげたいと思っていたので子どもたちと愛する夫に囲まれて幸せに過ごしていくはず、と私も思っています。

    素敵な感想ありがとうございました。

    暑い日が続きますが、たらおさん様が笑顔で素敵な毎日を過ごせますように

      感謝を込めて  
        羽藻川りんでした

    作者からの返信 2019/08/12 23:30