「てな訳でリョウ先輩の家行く事になっちゃった」
照れながら言う。
「えー!いいじゃん!これは告るチャンス!」
いつもの調子で大興奮のアイ。
「告らないってば…」
少しゲンナリする私。
時間は10時。
店がオープンして、騒ぐ私達。
とは真逆にいつも無愛想なヤツ。
と私達の騒ぎっぷりについて行けないのか商品の陳列をするマリ先輩。
お昼の時間を過ぎて、私はマリ先輩と休憩に入った。
店の裏でタバコを吸う私の横にタバコを吸わないマリ先輩が腰を下ろした。
「あれ?マリ先輩タバコ吸わないですよね?」
タバコを吸わない人は絶対来ない場所だ。

