「まぁたその話ー？ハズイじゃん」

「ちょっと私も勉強したいの！」

「あッ告る気になってきた？」

アイはさっきとはうってかわって興味津々。

「それはないけど…みんなってどんな感じかなって」

「そかそか！うーん、嬉しかったってかビックリしたかな」

「ビックリ？何で？」

「まさか、向こうがそんな風に思ってるって思ってなかったし。」

オレンジジュースを飲みながらアイは言った。

「でもアイは好きだったから付き合ったんでしょ？」

「好きだったってか、いいなぁとは思ってた感じかな。だから付き合ってみてもいいかーって。」

私は結構衝撃的だった。

私の考えは古いのかもしれないけど、やっぱりお互い好きって気持ちがあった上で付き合いたい。

「でもやっぱ、付き合ってからどんどん好きになっちゃったな」

小さめの声で言ったアイ。

実際はそうなんだろうか。
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