君は僕のもの 【続】





「…それってラブレ…っ!!」

「っだーー!!!」


次の休み時間。

コソコソと美菜の近くまで行ってさっきまでの話を大まかに説明した。


すると案の定……


美菜は大きく目を見開いて、大きな声を出そうとする。


それをあたしは制するように、
急いで美菜の口元を両手で覆うように塞いだ。



……っ。

美菜の隣は樹なんだよ!?


…あくまでも、秘密。

の、方がいいし…さ?


チラッと隣の樹を見ると、綺麗な寝顔を見せてくれる。


「寝てる…」

と安易の溜め息と共に言うと、


「…王子には秘密な訳ー?ふーん、へぇ〜」

と、妙に厭らしい目付きであたしを見る。


何か、面倒なことしちゃったのかも。

あぁ…。


「べ、別に…秘密、って訳じゃない、し?」

ダメダメだよー!!

声は裏返るし、途切れ途切れだし。


「後でバレたらお仕置きされちゃうんじゃないー?

…あ・し・た!とか」


「……っ…な!」


顔が熱くなってきたのが分かって頬に手を当てて、目を真ん丸にさせる。



お…お、お仕置きって!!

危ないよ!危ないっ!!