この1か月の間に、いつの間にか広まってしまっていた私たちの交際の話。 もう、こんなの公認カップルだ。 .*・゚ .゚・*. お昼を食べに2人で中庭まで歩く。 この1か月で分かったことがある。 実は、結構意地悪なこと。 けれど、思っていた以上に優しいこと。 …あと、食べ物の好き嫌いが多いところ! 「ん?どうしたの、綿谷さん。」 キュッと繋いだ手に力を込めると、尾野くんはこっちを振り向いて笑った。