おれたちの 奇妙すぎる自己紹介のあとは、 やっぱりお互い黙ってた。 彼女…… もとい、土谷さんは、 ときどき周りをきょろきょろしながら、 おれの数歩後ろを ひょこひょこついてきた。 おれはいつもよりゆっくり歩きながら、 それでも急いで 近くのスーパーに向かってた。 こいつ、 やっぱり隣り歩かないのかよ。 そうだよな。 つきあってるわけじゃねぇし。