眠り姫に100万回のキス☆



「奏斗、今日は暇?」




学校に着いてすぐ、同じクラスの安田(ヤスダ)が俺のとこに来た。




「何で?」


「デートしてよ」




安田は上目遣いで言ってきたけど…

姫が好きだとわかった今、それは迷惑としか思えない。




「悪いけど無理」


「何で!?キスした仲でしょ!」




大声で言うなよ…


確かにキスはしたけどあれは気分。

安田みたいな奴、俺は嫌いだ。




「とにかく、無理」




キツく言った。

早く離れろよ…




「奏斗最近なんか違う。この前だって他の子の断ってたし」


「俺は今までとは変わるんだ」




好きな子ができたからとは言わない。

コイツのことだからしつこそうだし。




「…好きな子でもできたの?」




・・・・



…えぇッ!?




「ち、ちげーよ」




たった3秒で当てられた。