あんな人だったなんて… ショックだった。 でも、涙は堪えた。 昼休み。 「姫乃!お弁当食べよ♪」 「うん!」 杏里と2人、今日は天気がいいから屋上に行こう!ってことになった。 「…だろ」 だけど屋上では、誰かの声とたくさんの笑い声がした。 「なーんだ。先客かぁ~」 「じゃ、中庭行く?」 「そうしよっか」 ってことで、屋上をあきらめて中庭に行くことにした。 ドアの向こう側の声は大きい。 半分くらい筒抜けになりそうな。 ううん… 聞こえてきた。