それで、この時あたしは好きな人がいた。 隣りのクラスの新山陸(ニイヤマ リク)。 無口な人だけど優しいからって、女子にはけっこう人気だった。 ある日。 あたしは隣りのクラスに遊びに来た。 (新山君をみるためでもあるけど) ドンッ! 誰かにぶつかって、あたしは転んでしまった。 「…」 無言であたしを見下ろすその人は… 新山君!? てか新山君が持ってたノートが…床に散乱してた。 「ご、ごめんなさい!」 「別にいいけど」 あたしも慌てて拾った。