眠り姫に100万回のキス☆



「…やっぱ奏斗って、バカだよね」




安田が呆れた様子で言った。




「俺…」


「あのね、女の子は好きな人の言葉で笑顔になったり、落ち込んだりするの。あたしも、一ノ瀬さんもそう」





姫も…?


俺が何も言わないでいると




「まだ気付かないわけ?一ノ瀬さんは奏斗の『待ってろ』って、ただその一言を待ってるのよ」




そう、安田は言った。




「俺の一言を…」