「ねぇ、そろそろ出てって欲しいんだけど」




姫が言った。




「どうして?」


「授業戻りたいから。で、体操服だから着替えたいし」


「あぁ、そういうことね。手伝ってあげようか?」




笑ってそう言うと、




「バカ!そーゆーこと言うなら、余計に出てって!」




姫は顔を赤くして言った。



これ以上はいじめちゃ可哀相だな…


そう思った俺は出ていくことにした。


別に、ベッドにカーテンしめて着替えればいいのに。



俺、もしかして嫌われてる?