眠り姫に100万回のキス☆



「あ、ごめ…」


「いいよ。でさ、姫の名前。教えて?」



桜庭が言った。


あたしの名前って…




「…知ってるんじゃないの?」




そう。

これが疑問だった。




「知らないから聞いてるんじゃん!」




明るい声で言われた。




「意味わかんない。だって、姫って…」