眠り姫に100万回のキス☆



「桜庭じゃないか。どうしたんだ?」




先に気付いたのは久保田。




「…姫のお迎えです」


「あ、桜庭。あたし、忘れ物しちゃったから教室行ってもいい?」


「うん。早く帰ろ?先生、さよなら」




そう言いながら、姫の手を引っ張った。




「ちょっ…先生、さようなら」


「あぁ、また明日」




俺は…嫉妬したんだ。


別に、普通なのに。

俺の姫なのに。