目が覚めると綺麗な草原でした...

こはく 「うっ痛った~なに~今さっきの。
えっ、て言うかここどこ?」

こはく 「何も無い...あれ?私家に帰ろうとして急に黒い影?みたいなのに掴まれて...引きずり込まれて...」

目が覚めると綺麗な草原が広がっていました。
えっなんで!おかしいでしょ!なんで目が覚めたら草原にいるのよ!あの黒い影は一体何なの!!あぁダメダメ一旦落ち着こう。まずは人を探してここが何処か聞かなくちゃ!

私は立ち上がって周りを見ようとすると

こはく 「あっ!あれって煙かな?あそこに人がいるかも!!よし!取り敢えずあそこを目指そう!」

こはく 「結構歩いたけど、さっきの煙見えなくなったな~。多分この方向だと思うけど...」

ガサッ

こはく 「なに?何かいるの?」

ガサッピョーン

こはく 「わっ可愛い~♡ウサギだー!
ん?でもなんか角が生えてる?」

すると突然ウサギが突進してきた。

こはく 「えっ?嘘でしょ!?わっ!?危なかった!なんで突然突進なんか...って追いかけてきてるし!?しかも凄く速いんだけど!?」

ヤバいでしょこれは!とりあえず早く逃げないと!!
私は昔から色んな格闘技をしてたから体力には自信があった。だからそのウサギもどきから簡単に逃げることが出来た。けど...

こはく 「ハァハァっ何あれウサギってあんなに速かったけ?っていうか普通角なんてないし、ここがどこか分からなくなっちゃったし...どうしよう」

私はウサギもどきに追いかけられてここがどこか分からなくなった。今私はあの綺麗な草原から森の中にいる。逃げる時に森の方がいいと思って入ったけど、失敗した。完全に迷っちゃった。

こはく 「あれ確実にウサギじゃないよね?なんか異世界とかゲームとかでいそうな感じだったよね?まさかね...」

私は異世界ものとかそういう小説や漫画をよく読んでた。だからその時はちょっとワクワクしながらあの言葉を言おうと思った。

こはく 「誰もいないよね?」(キョロキョロ)

こはく 「ステイタスオープン」(コソッ)

ピコン

こはく 「えっ...ほんとに出た。じゃあここは異世界?そんな事って...」