「あ、君琴葉さんだよね?久しぶり!」

わぁ嬉し。覚えててくれたんだ!

「うん。久しぶり!」

久しぶりの会話。嬉しすぎる。胸が上がる。それにしても……

仁菜子の葉流君仲がいいみたい。付き合ってるのかな……

「あの。2人は付き合ってるの?」

怖い。もしこれで付き合ってるって言ったら。どうしよう。仁菜子と仲良くするの無理かも。

「え?私達?笑付き合ってないよ。ただの幼なじみ」

「幼なじみ?そっか。そうなんだ!」

ホッ。少しホッとしてる。でも。葉流君モテそうだな。早く告白しとかないと。

今だ!

「葉流君!」

「ん?何?どうしたの?急に」

顔が熱い。前向けない。恥ずかしいよ。

「あの!私あの日から貴方が好きでした!付き合って下さい!」

どうしよう。告白しちゃた。どーしよ。恥ずいよ。

「え。あ、あの。ごめん。俺好きな人居る」