わぁ!目が合った。あわぁどうしよう。

ん?違う……私じゃない。仁菜子……だ。

なんで、そんな目で仁菜子を見てるの!?そこで私は痛いほど分かった。

そう。葉流君は仁菜子が好きなんだ。あ、そっか。そうだったんだ……

あーあ。何か。嫌だ。

「こ、こと、琴葉!」

「え?あ、うん?どえしたの?」

「入学式行くよ!」

あっそっか入学式。忘れてた……

「うん。行こ!」

私達は体育館に向かった。ここは4階だから結構な距離だ。

はぁーだるいな……

そこから1時間ぐらい?校長のありがたい?話聞いたりした。

こう言うの自分のためだけど。面倒臭いよね!