唯斗君はとびきり私だけに甘い

「え？え？え？……ええーー！！！！！！」
この日、私は生まれて初めて一番おどろいた。
「ダメ？」
「いや、ダメではないけど…ゆ、唯斗くんみたいなモテモテの人がこんな私なんかと釣り合うわけないと思って…」
「そんなことないよ？好きなのに釣り合う、釣り合わないとかで恋をしないっていうのは、納得いかないなぁ~俺は」
「そう…？」
「うん、で、どうする？付き合ってみる？それともパスする？」

わ、私にとって、これは一生ない凄いことだっ！
私はそう覚悟を決めた。そして…
「はい！よろしくお願いしますっ！！」
「んそれでOK.よろしくお願いします日向美？」
「う、うんっ！」
こうして、何故か私はこの日をきっかけに、まだ何も知らないけど、唯斗くんと付き合う事になったのです。