唯斗君はとびきり私だけに甘い

スッキリした~♪
すぐ戻らないと、1限目始まるかも…
よしもーどろっ!
・・・・・・・
ドカッ!!
私は走ろうと思ったら、誰かにぶつかってしまった。
いてて…またぶつかっちゃったよ…ホント私ってドジだなぁ…
「ごめんなさいっ!」
何かあったら、必ず自分が先に謝ると決めていた私は、すぐにそう謝った。
「ん?その声は…」
と何やら相手の人はそう言った。
私は「?」と不思議に思い、そっと顔を上げると…そこには…。
「あ、昨日の子だ!またぶつかるなんてすごいね…ははっ…」