唯斗君はとびきり私だけに甘い

私たち3組は外で、その中でも端っこの方だ。
クラスは終わったため、外に行き、どんなゴミが落ちてるかなぁ~と下を見ながら、歩いていたら、ドンッと誰かとぶつかってしまった。
私はとっさに「ごめんなさいっ!!」と謝った。すると相手も優しい口調で「あ、わりぃ…怪我は無いか?」と言ってくれた。
「あ、大丈夫です!あなたは大丈夫ですか?」
っとゆっくり顔を上げると…そこには、驚くほど肌が綺麗で、顔立ちは整い、優しく手を差しのべている人がいた。
私は、あまりの光景に、ぼぅーとしていると
その人は「ん?何かついてる?」と言った。
「あ、いや、なんでもないですっ!それより、そちらこそ怪我はないですか?!」
「ああ、大丈夫だよ」そう言って笑顔で を向けてくれるその人に私はあることを考えた。
「?この人確か……」
ま、いいや。