ひまわりへの第一歩

電車を降りると、電車の狭苦しい空気から解放された気がした。
私が電車の外で待っていると、後からお母さんと上田さんとハルが降りてきた。

ハルと目があいそうになったので、
素早く目をそらした。
またやってしまったと思った。

最初は海鮮丼を食べに行くらしい。
店まで行くのにバスを使った。
バスは私にとって、とても息苦しかった。

しばらくして、海鮮丼の店に着いた。
見た目は普通の和風のお店だ。

私は全種類の海鮮を載せた。
とても美味しかった。
ハルも美味しそうに食べていた。
ハルが隣にいると妙に緊張してしまう。
心臓がうるさいなと思い、胸を思いっきり叩いた。お母さんと上田さんは驚いた顔で私を見ていた。きっとハルもだろう。