今日もハルと寝ることになりそうだ。
私がお風呂から上がると、ハルは既に寝ていた。
私は黙って隣に寝ると、ハルが聞いてきた。
「レンのことまだ好きか?」
私は無言になってから、
「何とも言えない。」と言った。
ハルは「そうか。」と言うと
無言になった。
その夜、私はなかなか眠れなかった。
ハルを見ると、ずっと寝返りもうたずにあっち側を向いていた。
少し寂しい気持ちになった。

朝起きると、ハルはいなかった。
枕にはハルの髪の毛が数本取り残されていた。