ひまわりへの第一歩

すると、前の前に知っている人がいた。
レンくんだった。
一緒にいる人にも驚いた。
ユリちゃんだ。
やっぱりあの二人……と思った。
胸がモヤモヤする。
涙も出そうだ。
もう私は振られたのに……

私の様子に気がついたハルが
レンくんとユリちゃんを見ながら言った。
「あんなやつのことなんて忘れろよ!あいつのことで悲しんでるお前を見てると、イライラする」
私は怒られている気がした。
涙がポロポロ流れる。

すると、ポフッと顔が布に押し付けられた。
ハルに抱きしめられたのだ。