ガタガタっとマシーンが進んで行く。
前には、急なレールが続いている。
右手にはハルの手が握られている。

そしてついにマシーンが急なエリアに来た。
面白さとみんなの「きゃーーー!」という叫び声が聞こえた。ハルはニコニコ笑って楽しそうだった。私は怖い感情より楽しい感情の方が強かった。
絶叫マシーンを乗り終わり、ハルは
「楽しかったか?」と聞いてきた。
私は「うん!」と元気よく言った。

その後も何種類かのアトラクションに乗った。
すごく楽しかった。ハルといると心が癒される。

最後の締めに観覧車に乗ることに決めた。
行列を見ると、ほとんどがカップルだった。
なんだか意識してしまう。