楽しみでテンションが上がってきた。
そしてお母さんが言った。「お母さんと上田さんはデートするから、別行動しましょう!リンカとハルくんもデートして来なさい!」と言われた。
お母さんは自分勝手だと思った。
しかもデートって!

お母さんと上田さんは待ち合わせ場所を言うと、お金を渡してさきに行ってしまった。
私がぼーうっとしていると、
「リンカ行くぞ!」とハルが手を引いてきた。
一瞬ドキッとした。
レンくんが好きなんじゃないの?と自分に聞く。
しかしレンくんに振られたことを自覚し、悲しい気持ちになる。

ハルに手を引っ張られているうちに、いつ間にか絶叫マシーンの下にいた。
「乗ろうぜ!」とハルは笑顔で言った。
私も笑顔で「うん!」と言った。