次の日の朝、お母さんがパジャマ姿で私の部屋部屋に入ってきた。
どうやら新しい家が完成したらしい。明日にはそっちに引っ越すらしい。
レンくんにも新しい家の住所教えなきゃと思い、
MINEで素早くレンくんに住所を送った。

お母さんはとても幸せそうではしゃいでいた。
こんなお母さんを見れて朝から嬉しい気分になれた。
その後学校へ急いで行った。お母さんの話を聞いていたら、遅くなってしまったのだ。
今日はとても暑い日だった。ただでさえ暑いのに走ってきたら、もっと暑くなった。
遅刻ギリギリで教室についた。レンくんが「おはよう!セーフだね!」と言ってきた。
その言葉で少しは暑さが和らいだ。