レンくんが言った。「どこ行きたい?」
私「映画館」と言った。
レンくんは「オーケー」と言うと、
私の手を握って、私に歩行者側を歩かせてくれた。私の手を握っている反対の手では、映画の時間を調べてくれている。やっぱり好きだなと顔を赤らめる。

するとレンくんが「なんの映画観たい?」と聞いてきた。
私は少し考えて、「あの人気のコメディー映画あるじゃん!それ観たいな!」と言った。
「いいね!あの映画面白そうだよね!」とレンくんが言った。レンくんとは趣味が合いそうと笑ってしまった。

映画館に着くと、「ここにいて」と言うと素早く
チケットやポップコーンを買って来てくれた。
優しいなと心から思った。