虹色シンデレラ

ツラツラと土手までの遊歩道を一人歩いた。

今まで何度も通った道だけれど、今の私には新鮮。

暖かい風も、アスファルトの匂いも、聞こえてくる騒音でさえ幸せに感じてしまう。


「あの」

え?

今、後ろから声がした。

「すみません」

もう一度聞こえてきて、

「はい」

私は振り返ろうとして、


ウッ。


突然、鼻と口を塞がれた

かすかに、薬品の匂いがする。

そして、意識が・・・