「ついてくんなよ。」
「い、いいじゃん。」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・。」
「・・・・?」
「ねぇ窪田。」
「・・・・・チサト?泣いてるの?」
「・・・・・窪田が思ってるような女じゃないんだよ・・。」
「・・・・どういう事・・?」
「人殺しなんだよ・・私・・・・。」
「・・・・・・!?」
なにを・・・・
「チサト・・危ないよ!」
チサトの足が止まらない・・・。
あっという間にその端、
校舎と空気を隔てる・・僕達がここに立てるギリギリの縁まで進んでいた。
「・・・・・・・・・・・・。」
「危ないって!
いつもの悪ふざけはやめてよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」



