Summer -未成年-



「・・・・・・・・・・・。」


「・・・・・・・・・。」


「・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・・。」


「・・・・・・・・・・・・。」


「・・・・・・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「・・・・・・・・・・・・・。」




・・・もしかして僕が何か言わなきゃ無言ループ?


相手が荒木だったらなんとも思わない“沈黙”の時間が続き、

瞬きの回数が次第に増える。


何か・・何か・・何を・・?



「こんな時間に外出て、親心配しない?」


・・・・気の利いた台詞を言えない自分が恥ずかしい(T^T)


保護者目線という安全パイを選択してしまった。