エピローグ



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“ガチャリ”


「文太さん・・まだ残ってたんですか？」


「山ちゃんか。茶淹れてくれ。」


「はい、喜んで。」


「・・いつになってもパソコンは慣れん。
手書きじゃダメか？」


「勘弁してくださいよ。
ペーパーレスで環境にも良いんですよ？

・・ていうか、調書ぐらい柿谷にやらせますからもう帰ってくださいよ。」


「これが、儂の刑事人生最後のヤマじゃ。
おどれらには指一本触れさせんぞ。」


「・・・・了解です。
はい、緑茶どうぞ。」


「あぁすまん。」