「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
「「!?」」
この時ばかりは僕だけじゃなくて荒木も動揺した。
いきなりチサトが両腕をクロスさせ、
着ていた服をまくり上げ・・・。
そのまま・・・・・・・・・・・
女性の下着を生で見たのは初めて・・・・・・言うまでも無い。
「「え・・・・・?」」
「・・・・・・・・・・・・・。」
露わになったチサトの素肌。
夜の暗闇に目は慣れていたので・・
すぐにその・・無数の【傷】に・・・。
「誰にやられた?」
僕より早く“傷”と認識した荒木がチサトの目を見つめる。
「・・・・・・お母さんの男・・。」
「お母さんの・・男・・?」
「あ、あの・・
チサトは母子家庭らしくて・・。」
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・・。」
「・・・・・・チサト、
分かったからとりあえず服着ろよ。」



