〜放課後〜

「はる、行こ」
「うん…」
「春ちゃん、入りたくない?」
「あたし、人前で歌うの苦手だし…」
「練習すればなんとかなるって!」
「はるが嫌だったら俺が断ってあげるから」
「ありがとう、冬真」

「おっす、秋人」
「なんだ、流夏か」
「なんだってなんだよ!」
「べつに…」
「冬真。ギター持ってきたか?」
「ああ。」
「流夏はあっちのドラム使え」
「了解」


あれ?いつの間にか仲良くなってる!?
不思議だな〜

「榎本」
「「なに?」」
「ん?そっか2人とも榎本か。紛らわしいな。」
「春歌でいい?」
「え!?」
「嫌?」
「嫌じゃないよ!」
「ならこれから春歌って呼ぶから。俺のことも好きに呼んで」
「うん。じゃあ秋人くんって呼ぶね」
「秋人でいいよ」
「秋人…」

いきなり呼び捨てとか恥ずかしすぎるよっ/////

「春歌、今日歌ってみる?」
「え?」
「あたしは…」

「‪‪はる、歌ってやりなよ。聞くの俺ら3人だけだし」
「うーん…」
「流夏と曲弾くからさ、いつもみたいに歌ってよ」
「わかった…」



〜 🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪ 〜

―パチパチパチパチー

「上手いじゃん…」
「…」
「どうしたの?」
「ごめん…あたしやっぱり無理」
「え?」
「帰るね、ばいばい」

―パタパタパタ👣