SEASON 〜君との出会い〜

もう朝になっちゃった…。
あんまり眠れなかったな。

「はるー。がっこ行くよ」
「はーい」


―キーンコーンカーンコーン―
「おはよう。春歌。」

秋人!?
どーすればいいんだろ…。
謝らなくちゃ。

「おはよう。昨日はごめんね」
「俺の方こそごめん。もう歌ってとか言わないからさ、今日も部活来ない?」
「え?」

どーしよう…。
歌えないあたしが行ってもいいの?

「春歌がいると楽しいからさ!俺たちの音楽聴いてよ?」

そう思ってくれてるんだ…。
なんか嬉しいかも。

「分かった!今日も行くよ。」
「待ってるから」