「奏太の見送りにもはるは来なくて2人はそのあと話すことなく別れたんだ」 「そうだったのか」 「そのあと3人で文化祭には出たんだ」 「だけどはるちゃんは歌えなかった。声が出なかったんだ」 「はると奏太はお互い想いあっていたし、奏太がいたからはるは歌えてた」 「…」 「だから、秋人は何も気にしないで」 「ああ…」