その日の帰り。 「和、これからどうするの、?」 菜子が心配そうに聞いてくる。 「んー。 ピンとくる部活なかったから、 家でピアノ再開しようかな」 菜子に心配掛けまいと必死に考える。 「そっか」 私は心の中で謝る。 ごめんね、菜子___