「だーい好き。ってか、僕の全て」
「おやおや、これはのっけから盛大に惚気られてしまいましたね。全てですか」
「うん。大袈裟でもなんでもなくて、ソルトが僕の生きる糧で生きる意志で生きてる理由だもん」
「成る程。リッカくんはお嬢さんの言わば活動源なんですね。さしずめ電池と言いましょうか」
「フフッ、そうだねえ。ソルト電池で僕はここまでイキイキと人間らしく育ったからねえ。まあ、その電池を望んでもいないのに無理矢理埋め込んでくれたのはお節介ソルトなんだけどさ」
「フッ、リッカくんらしいですね。無愛想に見えてお人好しで、一度手を伸ばした相手は捨て置く事が出来ない優しすぎるといってもおかしくない人間です」
「フフッ、それって貶してるの?」
「まさか。 僕も好きなんですよ、リッカくんは」
「あげないよ?ソルトは僕のだ」
「ハハッ、いえいえ、僕は至ってノーマルですよ。可愛らしいお嬢さんに年甲斐もなくときめいて甘いお菓子を貢ぐ程には」
こんな風にと言わんばかり。



