そんな事を思ったタイミングにまさに。
「じゃ、ちょっと魔導士さまと修行の旅にランデブーしてくる〜」
「…はっ!?ランデブーって…えっ?ここで教わるんと違うんか?!」
「だぁって、僕の鍛錬なんて本題からは脱線しまくりで話もすすまないじゃない?だったら、ソルトチームは僕の謎解明に徹してもらって僕は力の扱い方を習う。この方が合理的じゃない?」
「合理的って…。魔女卒したらその力だってなくなるんだから鍛錬とか必要あんのかよっ?」
「魔女卒出来ればでしょ?出来なかったら?僕の危険度が増すだけじゃない?」
「ぐっ…」
「それに、…嫉妬しまくって悶々としてるソルトに沸くし」
「なっ、てめっ…最後のが本音だろぉっ!?」
「あっはは〜、バイバーイ。愛してるよダーリン」
「コラッ、六花ぁぁぁ!!」
前言撤回、やっぱりあいつの愛情表現変っ!嫌っ!!
なんて、思ったのは六花が時雨と共にパッと姿を消してしまった直後の事。
鍛錬だなんだとご大層な理由を並べていたが、六花の目的は単にソルトに嫉妬してほしかっただけのこと。
だからこそ、あからさまに時雨の腕に絡みつき嫉妬を煽るように姿を消していったのだ。
それが分かっているからこそ余計に腹立たしいと憤ってしまうのだ。



