「因みにさ、魔導士様2人はどんな特別な力を持ってたりするの?ソルトみたく変化したりする?」
「リッくんの人狼は特にわかりやすいものだらけだからねえ。少なくとも僕の特逸した魔の部分なんて魔力と知識とそれを元にする薬学に長けている部分くらいじゃないかな」
「じゃあじゃあ、そっちの魔導士さまは?」
「おい、こら六花。あんまりズケズケ踏み込むな。魔混じりの個人情報ってのは魔混じり間でも交換は良しとされてねえんだから」
「そんなの魔混じりが怖い政府のビビリ共が勝手に作ったなルールでしょ?神父でもなけりゃ寧ろ犯罪者枠の僕には関係ないね」
「っ〜〜お前はぁぁぁ」
「あっはははは、嬢ちゃんの言う事が尤もだ」
「フフッ、確かにそんな暗黙の了解が適用されるのは内輪だけのものですからね」
最早六花の自由奔放とそれに甘い魔導士2人には漏らす溜息も尽きてきたソルトがいて。
だんだん真面目な自分がバカらしくなるほど、無法地帯と言うのか治外法権と言うべきか。
それでもやはり気にならないかといえば別の話で、ここまできてしまえば時雨の能力も知りたいと思うのは当然だろう。



